ひよこ豆と鱈の煮込み

カーニバルが終わった今、カトリックの世界では四旬節(復活祭までの46日間)と呼ばれる時期です。四旬節の間(特に金曜日)は肉食を控えて、キリストの受難、復活の時期に備えて慎み深く過ごしましょう♪という、謝肉祭とは一転したコンセプト(ていうのか・・)で、カトリック世界では意義のある四旬節。

この季節の伝統料理として挙げられるのが、野菜や魚を使ったひよこ豆の煮込み料理です。普段、豆の煮込み料理といえばチョリソを入れるウルコ家も、今回は塩鱈を入れて作ってみました。但し、ベーコン入りで敬虔なクリスチャン向け料理ではありませんので悪しからず(^-^;

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【ひよこ豆とチョリソの煮込みのレシピ】

【材料(3~4人分)】
ヒヨコマメ(乾燥豆)200g、甘塩鱈250g、ベーコン70g、タマネギ1個、ニンジン1本、ピーマン1個、トマト1個、ニンニク3片、ホウレンソウ200g、パプリカ(スパイス)小さじ1、オリーブオイル適宜、ローレルの葉1枚、ゆで卵(盛り付け用)

【準備】
ヒヨコマメはたっぷりの水に12時間ほど浸けておく。

甘塩鱈は皮、骨を取り除いてぶつ切りにする。
*塩鱈(乾物タイプ)を使う場合は塩抜きしておく。

【作り方】
ニンジンは皮を剥き、トマトはヘタを取り、ピーマンは縦半分に切って種とヘタを取り除く。

水を切ったⒶの豆と①の野菜類、ベーコン、皮付きのニンニク2片、ローレルの葉を鍋に入れ、材料がかぶるくらいの水と塩一つまみ、オリーブオイル大さじ1を加えて蓋をして火にかける。沸騰したら弱火にして40~50分煮る(⇒④)。
豆を煮ている間に、タマネギ、ニンニク1片を微塵切りにして、オリーブオイル少々を回し入れた別鍋(またはフライパン)で炒める。タマネギが飴色になったら、Ⓑの鱈を加え、さらにザク切りしたほうれん草も加えて炒める。パプリカを加え混ぜて火から下ろす。
煮込んだ②の野菜とニンニク、ベーコンを鍋から取り出す。ニンニク、トマトは皮を取り除く。野菜とニンニクをハンドミキサーでピューレ状にする。ベーコンは微塵切りにする。
 

豆の鍋に③と④を加えて、さらに15~20分加熱する。塩味を整えて、出来上がり!ゆで卵と一緒に盛り付けていただきます♪
 

【一言】
注意点としては、豆はやわらかくなるまで途中で火を止めずに煮続けて下さい。

もっと簡単なチョリソ入りひよこ豆の煮込みレシピは⇒コチラ

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