1月6日、東方の三賢人の日にいただく「王様のケーキ」ことロスコン・デ・レジェスです。
クリスマス=救世主イエスの誕生を知ったオリエンテ(東方)の3人の賢者がラクダに揺られながら星の指し示す方角へ旅を続け、赤子イエスに贈り物を届けたのが、1月6日、東方の三賢人の日。スペインでは別名「子供の日」ともいって、子供達にも三賢人からプレゼントが届きます。そして、この日に食べる王様のケーキの中には人形が入っています。人形が当たった人は1日王様として君臨!という美味しくも嬉しい菓子パン風ケーキ、ロスコン・デ・レジェスを作ってみました。
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【ロスコン・デ・レジェスのレシピ】【材料】
牛乳50ml、生イースト12.5g、強力粉50+120g、卵1個+少々、オレンジの花水10ml、バニラエッセンス少々、ラム酒少々(オプション)、レモンとオレンジの皮摩り下ろし少々、塩3g、グラニュー糖30g+30g、バター40g、アーモンドスライス、フルーツコンフィなど
【作り方】
①人肌に温めた牛乳に、生イーストと強力粉50gを加え混ぜて、ラップする。②一回り大きいボールにお湯を入れて①を浮かべる、もしくは暖かい場所(35℃位がベスト)に置いて20分ほど発酵させる。(膨らんで表面がプツプツしてきます)③強力粉120g、卵1個、塩、オレンジの花エッセンス、バニラ、レモンとオレンジの皮の摩り下ろし、お好みでラム酒一振りを入れたボールの真ん中に②を加えて、ヘラで切るように混ぜる。さらにバターとグラニュー糖も加え混ぜる。
④強力粉(分量外)を振った台の上で20~30分捏ねる。↓最初↓は扱い難いですが、段々生地がまとまってきます。⑤油を塗ったボールに④を入れてラップし、発酵させる。(室温で1時間ほど置きましたが、温度によって発酵時間は変わってきます)
⑥粉を振った台の上で畳むようにガス抜きし、5~10分ベンチタイム。生地が乾燥しないようにオーブンシートやボールを被せておく。⑦セルクルもしくはコップに油を塗り粉を軽くたたいてオーブン用天板の上に置く。陶器の人形を入れる場合は、ラップで包んでおく。⑧⑥の真ん中に指で穴を開けてドーナツ状にし、⑦のセルクル(コップ)の周りにつける。(人形を隠す場合はここで入れておく)生地より一回り大きいボールや鍋で蓋をして発酵させる。(室温で40分ほど置きましたが、温度や湿度により調整して下さい)オーブンを180℃に予熱。⑨グラニュー糖30gに水を小さじ1~1.5を入れて(最後は一滴ずつ加えて調整)シャリシャリにする。
⑩膨らんだ⑧に溶き卵を塗って、アーモンドスライス、さらに⑨を散らす。お好みでフルーツコンフィなどトッピングしてもOK。⑪セルクル(コップ)を外して水少々を霧吹きし、オーブンで15分ほど焼いて出来上がり~~♪5分ほど粗熱を取ったら、ビニール袋に包んで乾燥を防ぎましょう。焼いているそばからオレンジの花の香りが堪りませんわ。(この香りが苦手な方は別の意味で堪らないですけどね・・汗)しっかり冷めてからカットしてクリームをサンドするのも良いですが、せっかくの手作りです。焼き立てフワフワの菓子パンを味わいたい私はクリームを別添えにしていただきました。
お人形が当たった人は一日王様(女王様)ですよ。ぇ?お前はいつも女王様気取りだろうって?・・・聞こえませーーん。【一言】
人形が当たった人は1日王様として君臨。ソラマメが当たった人はケーキのお代を払うべし。という事で、ロスコン・デ・レジェスには通常、人形の他に乾燥ソラマメも入っています。・・・が、しかし、手作りなのでソラマメは入れませんでした。だってさ、ソラマメはケーキを手作りした私に最初から当たっているという事よね?
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